知らない人への挨拶

「神戸市のマンションで、小学生の保護者が提案し、

マンション内のあいさつが禁止になったという地元紙への投書がネット上で賛否を呼んでいる」

というニュースがネットの一面に出ていました。
この決まりは、平成２６年、神戸市の路上で声をかけられた女児が

殺害される事件が発生したということから決まったのだそうです。

確かに、今は何が起こるかわからない時代ですし、

昔から「知らない人にはついていかないように」と言われてきました。
昔は名札の裏に住所や電話番号が書いてありましたが、

今は表記しないどころか、登下校中は名札をつけさせない、といったところもあるそうですね。

防犯についてよく調べていると「コミュニケーションが良好な地域では犯罪を起こしにくい」といった言葉をよく目にします。
住民の結びつきが深い地域では、空き巣や泥棒などの不審者は目につきやすく、

また連携が取れているため詮索も行動もしにくいのだそうです。

「あいさつをしない」とは、確かに先手を打った対策なのかもしれません。

しかし、近所の人々とコミュニケーションを一切取らないというのもなんだか考え物なのでは…などと感じてしまいます。
私が小学生・中学生の頃は、下校中でも知らないおばあちゃんやおじさんが

「あら、おかえりなさい」なんて声をかけてくれて何も疑問にも思わず「ただいま」や

「こんにちはー！」と返事をしつつ雑談などをしていたものですが…

時代が違うのでしょうか…

このニュースを見て、あなたはどう考えますか？
いろんな意見があると思います。

ただ一つ言えるのは自衛・防犯意識はしっかり持って生活しなければということですね。